『良いものを作りたい』
― 開発者 小山登一郎の思いを引き継ぐ
高度成長期、当時花形産業の繊維会社に飛び込んだ父、小山登一郎。1988年54歳でエヌ・イー・ティ株式会社を設立、繊維の知識を生かし揺動床バイオフリンジ(高性能微生物保持材) を考案しました。自身が自然環境への深い畏敬の念を抱いていたことから、微生物にとって健全な水処理環境を目指し、とにかく「良いものを作りたい」「出来るだけ実験データを集積したい」と分析や研究を重ねました。その結果、従来の接触材の限界を超え、様々な分野の処理設計や提案といったエンジニアリングも合わせ、30余年に渡り水処理業界で高い評価を得て参りました。
取得した国際特許の数々
展示会の様子
几帳面だった父は、会社の歴史を『エヌ・イー・ティの生い立ち』という長い文書に残し、末尾を「微生物は裏切らない」という一文で締めていました。植物が生業の私も実は「植物は裏切らない」と強く心に留めた経験があります。その短い一文に、父が伝えたかったことを受け取れたように感じ、次代を担う決意を固めました。開発者の熱い思いを引き継いで、皆様からのご要望にお応えして参る所存ですので、今後とも一層のご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。
株式会社 バイオフリンジ ジャパン 代表取締役